HAMALOG

2回目の中国赴任となった駐在員の生活情報や建築情報などを発信していきます。

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中国の不動産価格が下がらない理由③ 〜王さんの話〜

中国の不動産価格は、1998年に住宅の改革開放がされてから、右肩上がりに伸びています。
ハマリンの住んでいた5〜6年前にも既にバブルと言われていましたが、そこからも今まで上海の家賃は2〜3倍近くなっており、住宅価格も上がり続けています。
2018年の上海の不動産価格は停滞しており、さらに2019年は景気が停滞しそうな気配を見せていますが、ハマリンが聞く限り中国人の誰もバブルが弾ける(不動産価格が下がる)と思っている人はいません。

 

そんな中国の不動産について、不動産を持っている李さん(仮名)、張さん(仮名)、王さん(仮名)、金さん(仮名)の四人に聞いてみました。

今回は三人目の王さんです。

 

 

王さんの経歴

王さんの年齢は36歳。家族は奥さんと息子(4歳)の3人です。
大学時代に日本語を勉強して、現在は日系の商社で働いています。
仕事では実績を残しているものの、一匹狼的な働き方を好むため、日本人上司には認めて貰えずお酒を飲むと愚痴をぼやくことが多いです。

 

王さんの不動産購入歴

王さんは、結婚すると決まった20代の時にマンションを購入しています。
現在、このマンションの価値は400〜500万元(7,000〜8,000万円)になっています。
王さんと奥さんは、共に上海人で、それぞれのご両親とも上海にマンションを保有しています。
王さんは、初めて私と話た際に「私はマンションを3つ持っている」と言っていました。それには、このご両親のマンションの数も含まれていました。
王さんの世代はひとりっ子政策の世代なので、両親の資産は必ず子供に引き継がれます。

 

王さんの考え方

王さんは36歳にして、ご両親のマンション資産も含めると、既に働かなくても生きていけるだけの資産があります。
そのため「楽しく仕事をしたい」と常々言っています。
自分が面白くないことはやりたくないし、上司でも間違っていると思うことは反論するそうです。
また、自分は「ものすごくハッピーな人生を送っている」と自覚しており、ご両親にはとても感謝をしています。
そのため自分の息子にも苦労をさせず、「ハッピーに育てていきたい」と願っています。

 

まとめ

「ものすごくハッピーな人生を送っている」という王さんが、素直に羨ましいです。
仕事の愚痴は多いですが、気に入らなければいつでも辞めれるという立場なので、自由な働き方を実践できているように思います。
現在、上海で働いている日本人に聞くと、同じようにお金のある中国人(上海人)が同僚や、部下にいるという話はよく聞きます。
彼らは両親の資産も自分の資産と考えており、いずれは子供に引き継ぐことを考えているのでマンションを売ることは考えていません。
子供に資産を引き継ぐため、マンションを持ち続けるので需要が増え続ける要因になっていると考えます。